マイムマイムオフ

提供:Twitterいい話Wiki
ナビゲーションに移動検索に移動

マイムマイムオフは、2015年8月20日東大生Twitterユーザーが東京・隅田公園で開催したコンパ(オフ会)。 2012年に発生した東大グリーン飲酒事故のパロディである。

背景[編集 | ソースを編集]

東大グリーン飲酒事故[編集 | ソースを編集]

2012年7月28日、東京大学グリーンテニスクラブは花火大会の場所取りを兼ねたコンパを開催した。 グリーンのコンパでは、コンパ参加者が輪になってフォークソング(マイムマイム)を踊り、曲が終わるたびに輪の中央に置かれた酒を飲む「マキバ」という儀式が伝統的に行われていたが、 当時学生だった被害者はマキバで推定1.1リットルの焼酎を飲み、急性アルコール中毒で意識を失った。 コンパの参加者は特に処置を行うことなく意識不明のまま約4時間放置し死亡。 救急車が到着したときには死後硬直が始まっていたほどであった。 この事故をきっかけにグリーンは解体した。

事故後、参加していた元メンバー31名のうち10名は弔慰金を支払い遺族と和解したが、残りの21名は法的責任を否定していた。 事故から3年後の2015年7月22日[1]、遺族は和解が成立しなかった21名を提訴した。

経過[編集 | ソースを編集]

コンパ当日[編集 | ソースを編集]

マイムマイムオフは8月20日に開催された。 グリーン飲酒事故に倣い、参加者はブルーシートにグリーン飲酒事故で死亡した学生の写真を置きその周りでマイムマイムを踊り、 順番に輪の中央に置いた焼酎「大五郎」をラッパ飲みした。 参加者はコンパの途中Twitter上で 「マイムマイム踊りながら酒を飲むのはとても楽しいことがわかりました」、 「マイムマイム踊りながら、『これキツいたしかに高原くん死ぬ』って言い合ってる」、 「サークルのコンパで泥酔し意識不明になって死亡しそう」などの発言を行った [2]。 コンパの内容が不謹慎であるとして一部のTwitterユーザーは批判を行ったが、参加者は「SNSに鍵を書けて炎上を乗り切るまでがマイムマイムオフです」[3]と反応した。

特定[編集 | ソースを編集]

8月21日ニュース速報にマイムマイムオフを扱うスレッドが立った。 住民による参加者の個人情報特定が始まり、過去のツイートの内容などからコンパに参加していたキチGUY☆東大生(@KichiGUY_of_UT)、とまとのひと(@tomananaco)、もっちゃん(@7mochan)、イカト(@ikato001)の本名、出身高校、所属が特定された。

その後[編集 | ソースを編集]

キチGUY☆東大生はTwitterを退会したのち、実名アカウントとして復活した。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 損害賠償請求権は3年間で時効により消滅する
  2. 東京大学の外道学生集団、飲酒死亡事故をネタにしたオフ会を実施で大炎上」探偵Watch
  3. 実際にグリーン飲酒事故では事故発生直後参加者がSNSのアカウントを削除して炎上を乗り切っている

参考文献[編集 | ソースを編集]